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肌トラブル完全解決Q&A②

目次

顔のシワを取りたいのですが、どんな治療法がありますか?

40代半ばです。小じわが気になり始めました。シワ治療にはどんな方法があるのでしょうか?

外用治療、レーザー治療、フォトフェイシャル治療などがあり、医師に相談して選びましょう。

 シワには安静時のシワと動作時のシワとたるみがあり、治療法が違います。
<安静時のシワ>鏡を見て、じっとしているときにあるシワです。
クリーム治療:「トレチノイン」は皮膚のサイクルを早くして皺を改善します。真皮のコラーゲンを増やす作用があり、3~4ヶ月でハリが出て皺が改善されます。米国では皺の治療薬として認可されています。
フラクショナルレーザー:点状にレーザーを照射し、 細かい穴を皮膚に開けることによって皮膚組織の再構築を行います。皮膚の凸凹を改善し、シワ、ニキビ痕、傷痕などをきれいにします。肌の真皮組織から根本的に改善するので、効果は一時的なものではなく長く続きます。
フォトフェイシャル:レーザー光が真皮上部まで達して、コラーゲン生成を刺激して肌質や細かい皺を改善させます。
ヒアルロン酸:眉間、ほうれい線などに深くできてしまった皺に注入してふっくらとさせることができます。
<動作時のシワ>笑ったり怒ったりしたときにできるシワです。
ボトックス:眉間の縦じわ、額を横に走るしわ、目の周辺の放射状のしわは、表情筋の動きが原因で作られます。ボトックスは人体に無害なたんぱく質で筋肉の収縮を弱める働きがあります。部分的に表情筋を動かなくする治療ですので、シワを作ろうとしても寄らなくなります。一部の筋肉のみ治療するので、不自然な動作時のシワにも用います。
ヒアルロン酸:安静時のシワにも動作時のシワにも用います。
<タルミ>
タイタン:近赤外線領域の光により真皮でのコラーゲンの生成を促進させます。たるんだ皮膚の引き締め効果を維持させる治療です。
手術 シルエットリフト:頭皮の中を2~3cm切開するだけでできるフェイスリフト法です。吸収性のコーンと呼ばれる小さな引っかかるものが糸についていて緩んだ組織を引き上げます。糸は吸収されずに残っているので数年たってたるんで来たら再度牽引できます。
手術 3Dリフト:糸に付いたコーンが糸の中心部を支点として向かい合うようになっており、立体的でハリのあるフェイスラインができます。3Dリフトの糸は吸収されます。

乾燥肌で、肌のくすみやちりめんジワが気になります。いい治療法は?

50代前半で、もともと乾燥肌です。最近、肌がくすんだ感じがして、目の周りにちりめんジワができてきました。効果的な治療法はありますか。

ヒアルロン酸を中心にシワに有効な成分を注入する新しい治療法、水光注射があります。

 水光注射は、美容大国である韓国で生まれた若返りのための治療法です。つやとハリのある肌を日本では「みずみずしい肌」といいますが、韓国では「水光肌」と言います。
 みずみずしい肌を保つヒアルロン酸やコラーゲンはもともと皮膚に含まれていますが、加齢とともに減っていくので「外から補う」のが若返り治療のひとつの方法です。
 感想、シワ、肌のくすみ、弾力の低下などの治療としてヒアルロン酸などの薬剤を注入するとき、一般的には注入箇所を何か所か選んで手打ちで注射しますが、水光注射は5本の細かい針を備えた専用マシン「ビタールインジェクター」で、瞬時に肌を吸引しながら薬剤を注入します。
 肌を吸引しながら5本の極細の針で同時に注入するため、有効成分が均一に浸透することや、針が細かいので痛みや内出血が少ないといった特徴があります。さらに創傷治癒反応で、肌の内側からヒアルロン酸やコラーゲンを生成する効果も期待できます。
 施術は、麻酔クリームを塗って30分ほどおいてからはじめ、施術時間は10~20分ほど。施術後の腫れはほとんどなく、当日から洗顔、先発、シャワーが可能です。

※シワ治療に効果がある「ヒアルロン酸」と「ボトックス」は、こんな悩みも解決します。
ヒアルロン酸:鼻を高くする、顎をシャープにする、頬をふっくらさせるといった輪郭形成にも用いられます。
ボトックス:①えらの張った部分に注射することで、咬筋が委縮して小顔になります。
②多汗症治療にも効果があります。
③眼瞼痙攣の症状が強い場合、眼輪筋内に注射することで、一時的に症状を緩和できます。

眼の下のクマが化粧で隠しきれません。なんとかしたいのですが?

50代女性です。眼の下がたるんでクマが目立つようになり、コンシーラでも隠しきれません。効果的な治療法があるのでしょうか。

ヒアルロン酸の注入でふっくらさせたり、美白剤やビタミン剤の入ったアイクリームで解消できます。

 眼の下のクマには、老化などで眼の下にたるみができて影になった黒クマ、色素沈着による茶クマ、うっ血による青クマの3種類があります。それぞれ原因が違うので、治療法も違います。
 一番多いのが、たるみの影でクマができている黒クマです。
 眼の下には、メーラーファットパッドという脂肪があり、これが年齢とともに小さくなって下がります。もともとは、この脂肪と目の周りにある筋肉(眼輪筋)は重なっているのですが、脂肪が下がると眼輪筋との間に隙間ができて、それがくぼみになり「黒クマ」ができます。シワやたるみでできた皮膚のくぼみは平らにすることが必要ですから、完全に治すのは、フェイスリフトや下眼瞼の除皺手術ですが、手術に抵抗がある場合はくぼんでいるところにヒアルロン酸を注入します。
 色素沈着のクマには、しみ治療同様、「ハイドロキノン」や「トレチノイン」などの外用薬を用います。

黒クマ・・老化による皮膚のたるみやシワが影を作る黒クマ。ヒアルロン酸注入でふっくらさせて改善。
茶クマ・・紫外線や摩擦、乾燥などでメラニン色素が沈着している茶クマには、美白クリームが有効。
青クマ・・青クマは、うっ血によるもの。ビタミンE・Kで血流をよくして改善。

眼の上に黄色いできものが・・・何という病気?どんな治療法がありますか?

40代女性です。半年ほど前に、まぶたの上に突然、黄色っぽい塊ができました。だんだん大きくなっているのですが、きれいに治すほうほうがありますか?

眼瞼黄色腫はコレステロールの塊。炭酸ガスレーザーで治療します。

 まぶたにできる黄色いできものは、眼瞼黄色腫(がんけんおうしょくしゅ)というコレステロールの塊です。
 眼瞼黄色腫は、上まぶたや下まぶたの内側に黄色い斑や盛り上がりとしてあらわれ、放置しておくと次第に大きくなってきます。コレステロール値がとくに高い訳ではありません。
 治療は、切除縫合する場合と、炭酸ガスレーザー治療をする場合があります。ほくろの治療と同じで、切除すると傷痕が残ります。大きい場合には、二重瞼の手術と同じように瞼全体を切除することもあります。眼瞼黄色腫の病変は深く、眼輪筋の中にまで達していることもあるため、炭酸ガスレーザーで削る治療をした場合も深く処置をしますが、傷痕はたいていは綺麗に治ります。しかし、いずれの方法も再発の可能性があるので治療法は医師とよく相談して決めましょう。また高コレステロール血症のある方は、食事指導や運動療法による生活指導を行います。
 ほかにも、汗管腫(かんかんしゅ)という眼の周りの肌色のポチポチした盛り上がりを気にして来院される方も多いです。汗管腫は、汗を出す管である汗管が増殖してできたものです。同じような症状で夏の暑いときにできるエクリン汗嚢腫は、涼しくなると自然になくなりますが、汗管腫は自然に治ることはありません。思春期以降の女性に多く、放置しておくと数が増えてきます。細かい腫瘤なので1つずつ切除することができず、また、眼の周りのできものは意外と目立つため、美容的な観点から綺麗に治すことが大切です。汗管腫も炭酸ガスレーザー治療で綺麗にとれます。

※炭酸ガスレーザーで治療するできもの
○眼瞼黄色腫・・まぶたにできる黄色い腫瘍。コレステロールの塊。
○汗管腫・・まぶたにできる肌色の盛り上がり
○ほくろ・・皮膚の良性の腫瘍
○尋常性疣贅(じんじょうせいゆうぜい)・・ウイルスが原因のイボ
○脂漏性角化症・・盛り上がったシミ。別名「老人性イボ」
○スキンタグ・・首や腋にある細かい肌色のイボ

シミとは別に体に赤いホクロのようなものが・・・

40歳を過ぎたころから、首や体にシミが増えてきました。シミばかり気にしていたら、最近、身体に赤いホクロのようなものもできているのを見つけて・・・これは何?

加齢とともにできる「老人性血管腫」と思われます。

 老人性血管腫は、老化による血管の増生により皮膚にできる小さな血管腫です。シミと同様、加齢とともに誰にでもできるもので、紫外線との因果関係はありません。早い人は20代から、中年になるにつれて増加しやすくなります。見た目は赤いボールペンでついたようなポチッとしたもので、鮮やかな赤色。最初は平らですが、徐々に盛り上がってきます。大きさは粟粒大で、大きいものでは3~4mm程度に成長します。首や胸元、腕、背中などによおく見られます。シミを気にしていて、「赤いものもある」と見つける方もよくいらっしゃいます。
 赤い色をしているので、なにか良くない病気では?と心配される方も多いようですが、「老人性血管腫」は良性腫瘍ですので、とくに治療の質要はありません。しかし、自然治癒しないので、美容的な観点で治療を望まれる場合は、ロングパルスYAGレーザーを照射する治療法があります。小さいものなら1回、大きいもので2ヶ月おきに2~3回照射します。
 また、唇にできる静脈湖(じょうみゃくこ)のように、鮮やかな赤ではなく暗く青みがかった赤で、血豆のように見える血管腫も老人性血管腫の範囲に入ります。けがをしたかな?と思っていたら、いつまでたっても治らないため、疑問に感じて受診されることが多いです。こういったものもレーザー治療が可能です。

老人性血管腫:ポチッとした赤色。早い人は20代から。良性腫瘍。
静脈湖:老人性血管腫の一種。唇にできる。暗く青みがかった赤色。

イボは放っておいてもいいですか?治療は必要でしょうか?

足の裏に皮膚の隆起があり、家族からイボではないかと言われています。治療はどんなものがありますか?

イボだと思っていても、イボではない疾患の場合も。病院で受診して適切な治療をしましょう。

 イボは正確には尋常性疣贅(じんじょうせいゆうぜい)という病名で、ヒト乳頭腫ウイルスの感染によって発症します。放置しておくとおおきくなったり、数が増えたり、足から手、手から足などにうつります。イボに似た疾患にタコ(胼胝腫べんちしゅ)やウオノメ(鶏眼)がありますが、これらは人にうつりませんし治療法も異なりますので、正確な診断が大切になります。
 タコとウオノメは「くつが合わない」「立ち仕事が多い」など外からの刺激によって、皮膚の角質が反応して部分的に厚くなったものです。まずは、厚くなった角質を削ります。これで改善すればタコです。芯が中心に残っている場合はウオノメになります。タコはざっと削るだけで痛みなども取れますが、ウオノメはしっかりと芯を取らないと症状が改善されません。
 イボは削ってみると点状の出血や黒い血の固まった点が観察されます。疣のある組織を液体窒素で凍らせたり、モノクロロ酢酸という薬品を塗って腐食させ、ウイルスのある組織を脱落させて正常組織に入れ替えます。このようにタコとウオノメとイボは、見た目は似ていても診断によって治療法が異なります。
 よく市販のスピール膏を塗っても治らないと来院される方がいますが、この外用薬が有効なのはタコのみです。ウオノメの芯の周囲を柔らかくして芯を取りやすくすることができますが、ウオノメはあくまでも芯を取らないと治りません。また、ウイルスが原因のイボはシート状のものを貼るとウイルスを閉じ込めてしまい、悪化することがあるので注意が必要です。

子どもの「みずいぼ」の対処法を教えて下さい

5歳の息子の背中に10個ほど「みずいぼ」が。自然に治るのを待つ?それとも取ったほうがいい?弟と一緒のお風呂に入れても、うつらないか心配です。

数が少ないうちに治療を。プールが始まる前に治しておくと安心です。

 みずいぼは幼稚園から小学校低学年くらいの子どもに多く見られます。1~2mmの常色または若干白みがかったイボで、水が入っているような光沢をもち、中央が少しくぼんでいるのが特徴です。
 ウイルス性で接触感染します。特に兄弟間ではうつる機会が多く、じゃれあって遊ぶのを止めるのは難しいかもしれませんが、直接肌が触れるお風呂は別々に入浴させ(水を介してはうつりません)、タオルも使い分けたほうがいいでしょう。
 「みずいぼ」をかきこわすとウイルスが散ってイボは増えますし、夏はひっかき傷ととびひを併発することもありますので、触らないようにお子さんに言い聞かせて下さい。また、アトピー性皮膚炎や乾燥肌の子どもは感染しやすいので、夏もしっかり保湿して予防しましょう。
 プールが始まると肌が接触する機会が増え、感染しやすくなります。「みずいぼ」は放置しておいても自然に治ることもある病気ですが、幼稚園や学校によっては、みずいぼがあるとプールを控えるように指導があります。お友達にうつしてしまう可能性を考えると、みずいぼがあるなら夏になる前に治療しておくのがいいでしょう。数が少ないうちなら通院も少なくて済みます。
 治療には複数の方法があります。みずいぼをピンセットでつまみ取る方法は確実ですが、痛みや出血を伴うので、子どもは嫌がります。なるべく痛くない治療として、局所麻酔テープを貼ったり表面麻酔のクリームを塗ってから患部に硝酸銀を塗る李朝法や、液体窒素で凍らせる治療法などがあります。

※みずいぼ・・・6月から7月にかけて、おもに子どもによくみられるウイルス感染
⇒痛くない「みずいぼ」治療
表面麻酔をしてから
○液体窒素で凍らせる
○硝酸銀を塗る

背中にあるできもの、痛くなければ放置していていい?

数年前から背中にできものがあり、少し大きくなってきました。触っても痛くなく、ネットで調べると粉瘤という良性腫瘍のようなので、放置しているのですが・・・

粉瘤は痛くなってからの治療では遅いので、小さいうちに摘出しましょう。

 粉瘤は、聞きなれない病名かもしれませんが、誰にでも、身体のどこにでもできる、とてもポピュラーな「できもの」です。原因は体質によるもので、垢などの老廃物が皮膚の下にできた袋状のものにたまって徐々に大きくなります。
 特徴は、できものの中心に黒っぽい点(開口部)が見えること。また、中にたまった白色粥上のものが特有の臭さを持つことです。
 診断の際は、視診、触診(触るとゴロッとしている)に加えて、超音波検査で皮膚の中に袋があるかを確認します。
 治療は摘出手術するしかありません。粉瘤は時間とともに大きくなるので、早めに摘出した方が傷も小さくて済みます。しかし、自壊(袋が自然に破裂)したり、細菌感染をおこすなどして赤く腫れあがってしまうと、治療は大変になります。一度切開排膿し、炎症が落ち着いてから改めて袋ごと摘出する根治手術が必要になる事が一般的です。
 また、痛くないからといってニキビのように手でつぶしてしまう人がいますが、中身を出すと一見小さくなるものの、中の袋を取り除かない限りは再発します。つぶす行為自体、細菌感染を引き起こす恐れがあるので厳禁です。
 粉瘤の手術は、1つに付き30分から1時間ほどです。粉瘤の癌化は極めて少ないですが、摘出したものは念のため病理検査を行います。

手に目立つしこりのようなものがあります。手術が必要ですか?

手首の内側の関節近くに、直径1cmぐらいのふくらみがあります。触ると固く、もし腫瘍だったらと思うと不安です。

ゼリー状の物質の詰まった腫瘤、ガングリオンなら、注射針を刺し、注射器で吸引して内容物を排出します。

 ガングリオンは中にゼリー状の液体が詰まった腫瘍で、関節包や腱鞘の部分から発生します。腫瘤は柔らかいものから硬いものまであり、その多くは痛みなどの症状がありません。予防法はなく、発生するメカニズムも不明です。
 できやすい場所は手首の母指(親指)側の手のひら側の関節包や、指の付け根の手のひら側の腱鞘あたり。神経のそばにできると神経を圧迫し、しびれなどを起こす場合があります。
 治療は、腫瘤に注射針を刺してゼリー状の内容物を吸引する方法が一般的です。吸引した後、濃度の濃い高張Na液を注入して袋をかためる硬化療法を行うこともあります。
 摘出手術もアリ餡巣が、再発する可能性があるので、十分に説明を受けてから治療しましょう。

※ガングリオンと似た病気
 ガングリオンと似た病気に「指粘液膿胞」があります。足や手の「爪」のすぐそばにできるのが特徴です。直径1cm以下で、透明感があり、軽い痛みがあることもあります。指粘液膿胞の治療法はガングリオンのような吸引や硬化療法をおこなわず、液体窒素で治療したり、手術で取ります。

赤い発疹が出たり消えたりするのは、じんましん?

体のあちこちに赤い発疹が出たり消えたりして、かゆくてたまりません。これはじんましんですか?じんましんが出たらどうすればいいのでしょう?

かゆみを伴う赤い膨らみが繰り返し出たり消えたりするのはじんましん。患部は冷やしてかかないように。

 5人に1人はかかると言われるじんましんは、蚊に刺されたような赤い膨らみが皮膚に突然現れ、数時間以内に消えるのが特徴です。わき腹や腕、手首など、皮膚のやわらかい部分に症状が出やすく、多くの場合、強いかゆみを伴います。一度消えても繰り返し別の部位にでることがあり、1か月以内に症状が治まる急性じんましんと、1か月以上続く慢性じんましんとに分けられます。
 じんましんの原因は実にさまざまで、エビや青魚といった食べ物をはじめ、花粉やハウスダスト、薬剤、さらに感染症によるウイルス・細菌など、原因物質が体内に入って起きる場合と、ベルトや時計バンドによる摩擦や日光、汗、温度差など、直性津的な皮膚への刺激によって起きる場合とがあります。
 子供は風のウイルスや細菌が原因の場合も多く、また最近原因として増えているのが疲労やストレス。いずれも何らかの刺激によって、ヒスタミンが放出され、皮膚に赤身やふくらみ、さらに痒みを生じさせるものです。
 じんましんはかくと広がるので、症状がでたら、まずは患部を冷やしてかかないこと。原因が特定できる場合は原因を取り除き、熱いお風呂やアルコール・香辛料などの刺激を避け、ストレス・疲労・睡眠不足を貯めないよう規則正しい生活を心がけて下さい。
 通常はセルフケアでも大丈夫ですが、患部がどんどん広がったり、日常生活に支障をきたすほど症状がひどいようなら医療機関を受診しましょう。ヒスタミンの働きを抑える抗ヒスタミン薬など、内服薬を基本に治療します。また、まれに口腔粘膜に出ると、息苦しいなどの症状が出ることもあるので、その場合はすぐに医療機関を受診してください。

ニキビによく効く治療法を教えて下さい

ニキビぐらいで・・・なんて受診を後まわしにしていましたが、市販の薬ではなかなかよくなりません。どんな治療法があるのか、教えて下さい。

ニキビは早い段階での治療が大事。外用薬やピーリング、内服治療、ビタミン誘導体などがあります。

 毛穴のわきには皮脂腺という腺があり、そこから皮脂が分泌されて肌を潤しています。ところが、不規則な生活や睡眠不足やストレスなどで皮膚のターンオーバー(新陳代謝)のサイクルが長くなったり、男性の髭剃りや乾燥などで角質が荒れたりするなど様々な原因で毛穴の出口に角化の異常が起きると、皮脂が外に出られずたまってきます。その状態が白ニキビ(閉鎖面皰)や黒ニキビ(開放面皰)と呼ばれる「ニキビの子ども」です。ニキビ菌は誰でも持っている菌で、たまった皮脂の中で増殖してきます。そして化膿すると赤ニキビになります。
 知要は、赤ニキビになる前の白ニキビや黒ニキビの段階で治すことが重要です。白ニキビや黒ニキビに対する治療が、ディフィリンゲル外用、アゼライン酸外用、ケミカルピーリング(グリコール酸、サリチル酸、レーザーピーリングなどです。毛穴のつまりを取って角化の異常を直し、ニキビができない肌にする治療です。赤くなったニキビに対しては抗生剤の外用薬(ダラシン、アクアチム)や抗生剤の内服薬を併用します。
 また、ビタミンC誘導体は皮膚に浸透して純粋なビタミンCに変換されるため、内服するより効果的です。抗ニキビ作用、毛穴縮小作用、活性酸素除去作用があり、ニキビができなくするばかりか、抗酸化作用、美白作用などがあるためニキビ痕も綺麗になります。

ニキビができる歳じゃないのに・・・。口のまわりのニキビに困っています。

30代後半の女性です。思春期はニキビで悩んだことがなかったのに、今になって口のまわりにニキビがよくできます。どうすればいいですか?

大人のニキビは難治性。抗菌薬とビタミンC誘導体の併用が効果的です。

 女性に多いのが、大人のニキビ。正式には思春期後ざ瘡といい、難治性のニキビとして近年注目されています。
 思春期後ざ瘡は、思春期にニキビができなかったのに、思春期を過ぎてからできてしまったという傾向があります。その特徴は、①20~40代の女性に多い ②多忙でストレスの多い仕事に就いている ③10代のニキビがおでこや鼻などのTゾーンにできるのに対して口のまわりやあごなどUゾーンにできやすい ④白ニキビ(閉鎖面皰)や黒ニキビ(開放面皰)が多い ⑤アンドロゲンという男性ホルモンの上昇に影響がある、などです。
 皮膚の乾燥や睡眠不足によって皮膚の代謝が低下すると、毛穴の出口が詰まり、毛穴に皮脂がたまってニキビができます。また、強いストレスや不規則な生活によるホルモンバランスの乱れが原因で皮脂の分泌が進みます。こんな要因でできる「思春期後ざ瘡」は、抗菌薬外用だけでは治りにくく、ビタミンC誘導体外用を一緒に使うと効果があります。
 ビタミンC誘導体には皮膚に炎症を起こす活性酸素そのものを除去する抗酸化作用があります。さらに、肌の代謝を活発にする、コラーゲン合成促進、皮脂分泌の抑制など肌そのものへの作用があり、角化の異常を改善することができます。ビタミンC誘導体の種類には、APS(水溶性)、VCIP(油溶性)、APPS(水溶性+油溶性)などがあり、肌質や季節によって使い分けができます。

 

 

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