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肌トラブル完全解決Q&A③

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シミは1回でとれないのでしょうか?副作用も気になります

シミをレーザーでとりたいのですが、何回もレーザーを当てないと取れないのでしょうか。また、レーザー治療の副作用はありますか。

シミのレーザーは1回で取れますが、その後のケアが大切。また、あざのようなシミは何回かレーザー照射が必要です。

 老人性色素斑は雀卵斑(そばかす)などくっきりとしたシミはQスイッチルビーレーザー治療が適しています。ルビーレーザー治療は1回でシミが取れるのが特徴です。シミの黒い細胞だけに反応して破壊するので、周りの皮膚を傷つけません。ただ、施術のあと5~7日間ぐらいかさぶたが出来るダウンタイムがありmす。かさぶたが取れるとキレイなピンク色になっていますが、そのあとしばらくすると赤黒くまたは茶色くなってきます。
 レーザー治療の副作用としては、治療後にこういった色素沈着を起こすことが多いという事です。そのため、遮光に気を配る一方で、炎症後色素沈着症の治療を行います。元通りの肌色になるには、6か月~1年ぐらいかかります。
 炎症後色素沈着症は湿疹、ニキビ、虫刺され、やけどなど炎症が起きて赤くなったところが、時間経過とともに酸化して茶色くなった状態で、リンゴの皮をむいておいておくと茶色くなる現象と同じです。
 治療は美白外用治療を行います。外用治療以外にもイオンフォレーシス、ケミカルピーリングなどで治療することもあります。
 一見シミのように見える遅発性両側性太田母斑様色素斑は、思春期後に両頬などにできる青みがかった茶色いシミです。あざの一種でレーザーを2~3回照射する必要があります。

美白化粧品と皮膚科のシミ用塗り薬は、どこが違うのですか?

目じりにシミがあります。カバー用ファンデーションを塗って隠していますが、皮膚科の塗り薬はよく効くと聞きました。シミ用の化粧品と何がどう違うのですか。

美白化粧品には配合されていない成分が入っていたり、ビタミンCの濃度が濃かったりします。

 シミは薄いうちに治療を始めるのが効果的です。シミの治療にはいろいろな方法がありますが、そのなかには、医師しか処方できない「トレチノイン」や「ルミキシル」を使用したり、市販の化粧品に含まれる成分よりも濃度が高い「ハイドロキノン」やビタミンC誘導体を使う外用治療があります。
 「トレチノイン」は皮膚の角質を剥がして皮膚の再生を促す効果があります。初めの2週間ぐらいは角質がぽろぽろ剥げて、赤くなったり乾燥したりしますが、その後はつるっとした肌に生まれ変わります。つまり、皮膚のターンオーバーのサイクルを早くすることでシミを浮き上がらせる作用があります。このような作用があるためシワの治療にも有効です。
 「ハイドロキノン」と「ルミキシル」は美白作用が強く、メラニン色素の生成を抑える働きがあります。
 ビタミンC誘導体は、ニキビ、ニキビ痕などスキンケアには欠かせない万能の美容成分で、今あるシミを薄くするだけでなく、お顔全体に使用することで次にできるシミを予防することができます。
 なお、これらの外用治療は、3~4ヶ月続けるとシミが取れる場合がおとんどですが、部位や個人差で1年ぐらいかかることもあります。完全に取れないときは、レーザー治療など他の治療に切り替えます。

ニキビの治療中、日常生活で何に気を付けたらいいですか?

高脂肪、高カロリー、刺激のある食べ物はニキビを悪化させると思って控えています。治療中の食生活やスキンケアについて教えてください。

ビタミンCや食物繊維の多い食品を摂るように心がけ、スキンケアは油分を控えて保湿を心がけます。

 ニキビの治療中も薬だけに頼らず、食生活やスキンケアに気を付け、体調にも気を配ることが大切です。
 「チョコレートやナッツは食べない方がいい」とよく言われますが、実は特定の食品がニキビを悪化させるという研究結果はありません。しかし、動物性脂肪や糖質の摂りすぎは皮脂の材料となる中性脂肪が増えるので、一般的に高カロリー食を避けるのがよいとされています。特定の食べ物を摂取するとニキビがひどくなるときは、その食べ物を避けるようにしてください。
 また、ニキビを早く治すために、食生活全体を見直して体調を整えましょう。ニキビ治療に効果的なビタミンCが豊富な緑黄色野菜(ピーマン、にんじん、ホウレンソウなど)をたっぷり摂り、便秘を改善する食物繊維を多く含んだ食品(豆類や納豆、ゴボウ、ゴマ、アボカドなど)を積極的に摂るように心がけます。
 寝不足や過度のストレスもニキビの大敵。規則正しい生活をとリフレッシュのためのスポーツや趣味の時間の確保も、この機会にとりいれたい生活習慣です。
 スキンケアについては、まず清潔にすること。メイク落としはオイルクレンジングを避けて、油分の少ないジェルクレンジングなどを使いましょう。洗顔後の保湿もとても大切です。また、清潔にしようと思うあまり、1日何回も顔を洗う、スクラブ入りの洗顔料を使用する、毛穴洗浄ブラシやクロスで毎回こするという人がいますが、これらは肌を傷つけてニキビを悪化させてしまいます。反対に、洗顔や洗髪時のすすぎが不十分だとニキビが悪化します。髪の生え際のニキビは、リンスやトリートメントの洗い流しが足りないのが原因になることもあります。

ニキビの内服液ってどうなんですか?

30代の女性ですが、フェイスラインのニキビが一つ治っては一つできての繰り返しです。お医者さんが処方する内服薬があると聞きましたが、どのようなものなのか教えてください。

炎症の強いニキビが多発している時には抗生物質の内服薬を処方します。”必要な期間だけ服用”が肝心。

 ニキビといえば、思春期の肌トラブルと思われがちですが、ニキビのお悩みで受診する方は20代~40代の働く女性にも多く見られます。
 原因は、仕事は忙しいために、ストレスや睡眠不足、食事のかたよりなどニキビの原因となる問題を複数抱えているから。とくにフェイスラインにしつこくできる大人のニキビに悩む人が多くいます。
 ニキビが慢性化していたり、膿をもつなどの炎症を起こしていると、完治には時間がかかります。一度深くまで炎症が及ぶと、炎症が治まった後も、色素沈着が消えるまでに6か月~1年はかかるため、早く症状を食い止めることが重要です。
 ニキビの治療で使う内服薬には、ビタミン剤や抗生物質がありますが、炎症の強いニキビが多発している場合は、ニキビ菌をやっつける抗生物質を服用します。ニキビの治療に用いる抗生物質には、比較的副作用が少なく長期間内服することができるテトラサイクリン系やマクロライド系などを使用するのが一般的です。また、毛穴のつまりを取り除く「ディフェリンゲル」や抗生物質の「ダラシンゲル」などの外用薬を併用すると効果的です。
 しかし、抗生物質は、長期間飲み続けると、薬が効かなくなる耐性菌ができてしまうことや、胃腸を荒らしてしまうといった副作用があります。症状がよくなれば、いったん服用をやめるという決まりを守って服用するのがポイントです。
 副作用をむやみにおそれて薬を飲まずにニキビの炎症を長引かせたり、反対に薬をやめたらまたニキビができてしまうのではとおそれて必要以上に飲み続けるのではなく、必要な量を必要な期間だけ服用することで、ニキビの完治を目指しましょう。

ニキビ痕をなくしたいのですが、どんな治療法がありますか?

思春期に悪化したニキビ痕を治したいのですが、どんな治療法があるのか、本当にきれいになるのか、教えてください。

肌の凸凹にはフラクショナルレーザーが効果的です。色が気になるニキビ痕には、いろいろな治療法があります。

 気になるニキビ痕が、肌の凸凹なのか、赤や茶色といった色なのかによって、治療法が違います。
 ニキビ痕の凸凹は皮膚の深いところにできてしまった傷跡です。その傷を治すことが出来るのがフラクショナルレーザーです。フラクショナルレーザーは、目に見えない細かい穴をたくさん皮膚にあけるレーザーです。細かい穴をあけて、その穴が治癒することで、皮膚の凸凹がなくなります。傷をつけて皮膚を再生させるこのレーザー治療は、1か月ごとに5~6回照射することでニキビ痕の凸凹が目立たなくなります。レーザーの治療は、麻酔クリームを塗って30分ほど待ってから始めます。照射直後は虫に刺されたように赤く腫れますので、十分にひやします。この赤みや腫れは、数時間から3日程度で落ち着きます。施術後はすぐにお化粧ができます。
 赤いニキビ痕には、色素沈着を起こさないように、イオンフォレーシス(医療用イオン導入器)でビタミンCを導入したり、フォトフェイシャル(光治療)を行います。
 茶色いニキビ痕には、イオンフォレーシスと漂白作用のある「ハイドロキノン」や「ルミキシル」といった外用薬を併用します。フォトフェイシャルやレーザーピーリングも非常に有効です。

よく聞く肝斑って、普通のシミとどう違うのでしょうか?

30代後半の女性です。最近、両頬の上にシミのようなものが浮き出てきました。これって最近よく聞く「肝斑」なのでしょうか。

シミの境界線がはっきりせず、全体的にぼやけた印象があるのが肝斑。左右対称に広がるのが特徴です。

 両頬の上に広がっているなら、肝斑の疑いがあります。肝斑は30代~50代の女性によく見られるシミです。症状が出やすい部位は、両頬、両眉の上、鼻の下、(男性で言えば口ひげのはえる部分)で、薄褐色のシミが左右対称に広がります。
 一般的なシミ(老人性色素斑)やソバカスの場合、一つ一つのシミの輪郭がくっきりしているのに対し、肝斑はハケではいたように輪郭がボワーっとぼやけているのが特徴です。
 肝斑ができる原因は、紫外線もその一つですが、妊娠やピルの服用、ストレスなどによって女性ホルモンのバランスが変化することも、大きく関係するといわれています。
 肝斑の治療には、トラネキサム酸という成分の薬の内服と、ビタミンC誘導体や「ルミキシル」、「ハイドロキノン」などの美白外用薬、イオントフォレーシスの施術をします。
 治療の開始から2ヶ月ほどで、肝斑が薄くなっているかが改善の目安です。肝斑は老人性色素斑やソバカスと違って、基本的にレーザーでは治療できません。肝斑にレーザーを使うとかえって濃くなってしまいます。また、妊娠中に肝斑が出ることがありますが、妊娠・授乳期間中は薬の服用を推奨できませんので、授乳が終わってから治療をはじめます。
 自分でできるシミ対策としては、日ごろからなるべく紫外線を浴びないように帽子や日傘で遮光したり、日焼け止めクリーム(サンスクリーン)をこまめに塗ること。そして、こすらず優しく洗顔することです。まれに、シミが気になるからと「洗顔の際にゴシゴシこすっています」という方がいますが、こするとシミが濃くなる場合があり、逆効果ですので注意してください。

シミを増やさないためには、どうすればいいの?

顔や体のシミが気になります。日差しが強くなると、さらにシミが増えるのではと心配です。効果的な対策を教えて下さい。

シミの原因は紫外線。日焼け止めに表示されたSPFやPAの意味も知っておきましょう。

 シミの一番の原因は紫外線(UV)です。紫外線には、長波長紫外線(UVA)、中波長紫外線(UVB)、短波長紫外線(UVC)があります。UVAは皮膚の真皮に届いてダメージを与え、肌を黒くさせる色素沈着を起こし、慢性的に浴び続けるとシワやたるみなど肌の老化を引き起こします。UVBは肌が赤くなる炎症を起こし、シミやソバカス、肌の乾燥の原因になります。特に4~9月は紫外線の量が多い時期なので、この2種の紫外線対策をきちんと行うことが大切です。
 効果的なのは日焼け止めクリーム(サンスクリーン)でのブロック。紫外線は1年を通して曇りや雨の日も降り注いでいます。直射日光だけでなく道路や建物の照り返しにも注意しましょう。UVAは窓ガラスを通して家の中にも入ってきます。シミは紫外線を浴び続けると悪化するので、洗濯物を干したり取り入れたりするときなど毎日の生活のちょっとしたときでも油断せずに予防してください。
 日焼け止めは、使い心地がよく肌にあったものを選びましょう。日焼け止めに表示されているSPFとはUVBにより肌が赤くなるのを防ぐ時間の長さを表します。SPF1=20分間の効果があり、SPF25なら効果は500分(約8時間)。
 PAはUVAの防止効果の度合いを表します。防止効果は4段階で、PA++++(4プラス)が最高です。SPF値・PA値が低くても、こまめに塗り直せば大丈夫。
 生活スタイルにもよりますが、日焼け止めは朝塗っても、昼に塗り直しが必要です。汗で落ちやすい夏は要注意。海や山では、帽子、手袋、サングラスなどを着用しましょう。
 身体の不調もシミの一因となります。規則正しい生活と気分転換を心がけ、新陳代謝のリズムを整えてください。メラニンの生成を抑える作用のあるビタミンCを多く含む、野菜、果物などの食品を摂りましょう。

皮膚の一部の色素が抜けて白い肝斑ができました

手の甲の皮膚の一部(1円玉大くらい)の色素が抜けて、白くなっています。人目に触れる場所で気になるのですが、どんな治療方法がありますか?

「白斑」や「乾癬」には「エキシマライト」が効果的です。

 皮膚の色がまだらに白く抜ける尋常性白斑は、手の甲にかぎらず、全身どこでもできる病気で、大人でも子供でも発症します。原因ははっきりしていませんが、メラノサイトやメラニンに対する自己免疫などが関係すると考えられています。
 これまでは、「尋常性白斑」の治療にはステロイド外用剤を塗る治療や、全身に光を当てる「ナローバンドUVB」による治療などが行われてきましたが、なかなか決定的な治療法がありませんでした。いま、新しい治療法として期待されているのが、エキシマライトという機器を使ったターゲット型光線療法です。この治療法は患部に絞って部分的に抑えることができるという利点があります。さらに波長が308ナノメートルの紫外線を選択的に患部に照射できるので、改善しにくかった部分的な皮膚病変に効果があることが確認されています。
 「尋常性白斑」のほかに、エキシマライトが有効とされる皮膚疾患に、カサカサとした赤い斑が関節部や全身にできる尋常性乾癬や手のひらや足裏に膿をもった膿胞ができる掌蹠膿胞症などが挙げられます。尋常性乾癬は爪に出ることもあり、この場合は白くカサカサになります。
 治療の際、光の照射は1か所に数秒から数十秒です。照射後すぐに見た目が変化するわけではなく、1週間から2週間に1度ほどの割合で照射し、経過を見ます。
 なお、このエキシマライトは子供にも使え、保険診療が適応されます。

毎年冬になると主婦手湿疹で手がボロボロになります

冬になると、主婦手湿疹で手が荒れて、ひどいときはパックリ割れてしまうことも。なぜ冬に悪化するんでしょう?保湿クリームを塗っているけれど、ほかに予防法は?

かなりこまめに保湿クリームを塗ってください。手洗いの回数や、お湯の温度にも気を付けて。

 手のひらや指には、さまざまな湿疹ができるため、年間を通して多くの方が受診に来られます。その中でも、水仕事などの家事がおもな原因で、主婦によく見られる症状を指して、主婦手湿疹と呼びならわしています。
 なぜ手のひらに湿疹ができやすいのかというと、手のひらには皮脂を分泌する脂腺がないからです。もともと少ない手のひらの皮脂を、洗剤やせっけんが奪ってしまうために、外部からの刺激や乾燥を防ぐことができずに起こるのです。
 冬場に悪化しやすいわけは、気温が低くなると、発汗や皮脂の分泌が低下するため、皮膚全体が乾燥するからです。また、洗い物や入浴の際に使うお湯の温度が高いと、少ない皮脂を余計に取り去ってしまいます。冬になると、インフルエンザの予防で手洗いの回数が増えたり、大掃除で洗剤や水に触れる機会が増えるのも、原因に挙げられます。
 主婦手湿疹は、予防が一番の治療です。毎年ひどくなるという人は日々のケアを抜かりなくしましょう。
①水仕事・掃除の際は必ず手袋をする
 ゴム手袋はじかにつけず、中に綿の手袋を重ねます。軍手はごわごわしていて肌に刺激を与えるため、綿手袋を使うといいでしょう。汗をかいたら、綿手袋は取り替えることです。
②こまめに保湿クリームを塗る
 水仕事、トイレ、入浴の後など、水に触れた後や乾燥を感じたときは、とにかく何度でも保湿クリームを塗ってください。そのほか、洗い物は何度もせず、ためておいてまとめ洗いをする、長風呂をしない、就寝時には綿手袋をするのも有効な予防法です。
 いったん悪くなってしまった湿疹については、炎症が強いときはステロイド外用薬を短期間で使用して炎症を抑えるなど、適切な治療が必要です。

膝から下の皮膚にヒビが入るほど、冬の乾燥に悩まされます

60代の女性です。冬になると肌がひどく乾燥して、膝から下に亀甲状のヒビが入り、かゆくなります。粉をふいて、タイツを穿くときひっかかることもあります。

高齢者の皮膚の乾燥・かゆみは、「皮脂欠乏症皮膚炎」によるものです。

 乾燥が原因で、皮膚の表面が粉を吹いたようにカサカサになったり、しばしばかゆみを伴う皮膚炎を皮脂欠乏症皮膚炎といいます。かゆみによって強くひっかいてしまった場合、二次的に赤いブツブツができて湿疹化し、時間が経つと色素沈着して黒ずむこともあります。腰からお尻、太もも、ヒザから下にかけて発症しやすく、スネには、相談者の方のように亀甲模様の亀裂やシワがは、よく見られます。
 老化現象によって、皮膚機能や皮脂分泌量が低下することから、高齢者によく発症します。ただし、若い人でもアトピー性皮膚炎を基礎疾患に持っている場合は、発症・悪化しやすく、注意が必要です。「皮脂欠乏症皮膚炎」視診により診断がつきます。
 治療では、塗り薬として、感想を防ぐ保湿剤を処方し、入浴後5分以内に塗って水分を閉じ込めるようにします。赤身が出ている場合はステロイド外用薬やステロイドテープを1週間ほど短期で使用して炎症を抑えてから、保湿ケアに切り替えます。かゆみがある場合は、抗ヒスタミン・抗アレルギーの飲み薬を処方し、まずはかゆみを抑えます。
 秋から冬には、空気が乾燥し、気温の低下とともに皮脂分泌量が減ると、皮脂欠乏症皮膚炎は悪化しやすくなります。毎年症状をくりかえしている人など、日々の保湿を心がけ、症状が出始めたら早めに受診して、医師の指導を受けるようにしましょう。
 また、皮膚の乾燥・かゆみを助長する長湯や集めのお風呂を避ける、ナイロンタオルでこすらない、こたつに長く入らない、肌にやさしいコットンの肌着を用いるなど、日常生活でできる予防お取り入れましょう。

※保湿剤の塗り方
・入浴後5分以内に塗るのが効果的です。
・手のひらを使ってやさしく丁寧に塗りましょう。
・肌を水や化粧水で湿らせておくと効果的です。
・季節に関係なく続けましょう。
・保湿軟膏は寒い時期は硬くなるので温めましょう。

ステロイド薬を塗ると皮膚が黒くなるのでしょうか?

娘がアトピー性皮膚炎と診断されステロイドを塗っています。義母から「ステロイドを塗ると皮膚が黒くなるんじゃないの?」といわれたのですが、本当ですか?

ステロイド外用薬で皮膚が黒くなるというのは誤解、赤みが引いて炎症後の色素沈着が目立つからです。

 ひどい炎症をおこした皮膚や、アトピー性皮膚炎などで慢性的に炎症をおこした皮膚は、治癒の過程で一時的に茶色ぽくなることに炎症が治まり皮膚の赤みがスッと引くと、もともとあった色素沈着が目立って見えるために、「ステロイドを塗ったら皮膚が黒くなった」と勘違いされやすいようです。
 炎症後色素沈着症は、ステロイド外用薬の塗布とはまったく関係がなく、炎症が落ち着けば半年から1年ほどかけて徐々に消えていきます。炎症が治まった後、しばらく茶色っぽい色素が残って治癒するという過程は、アトピー性皮膚炎などにかぎらず、水泡をともなうようなヤケドや、ニキビをつぶしてしまった後でも同じなので、想像がつくのではないでしょうか。
 ステロイド外用薬について、正しい知識をもたずに「強い薬、怖い薬」というイメージをもって敬遠する方がいますが、正しく使えば、短期間でしっかりと炎症を抑える効果が期待できます。使うべきときは使い、症状のないところに使わなければ良く、症状によっては弱いステロイド外用薬に変えて徐々にやめる方向にもっていけば問題ありません。
 もちろん、ステロイド外用薬は使い方を間違えれば副作用が起こります。顔や首など皮膚が薄いデリケートな部分では、皮膚が委縮したり、毛細血管が拡張して赤みが出るといった副作用が比較的出やすいため、弱いステロイド外用薬を使用します。
 また、アトピー性皮膚炎の場合、顔には皮膚の委縮を起こさないプロトピック外用薬を併用することが近年は治療の主流となっています。

腕がザラザラ、サメ肌です。治療できますか?

17歳の女子。中学生のころからずっと腕がざらざらしていて、「サメ肌」だといわれます。治す方法はありますか?

サメ肌は、病気ではなく肌質。保湿軟膏やピーリング治療といった対処療法があります。

 肌の状態は、誰でも何歳でも気になるものです。二の腕や太ももの外側に、肌色が赤みがかった色で、毛穴にざらざら、ぷつぷつした盛り上がりがある場合があります。これをサメ肌と言ったりしますが、毛孔性苔癬という症状で、多くの場合、左右対称にできるのが特徴です。
 毛孔性苔癬は、角化の異常で、かゆみや痛みといった自覚症状はなく、病気というより肌質です。思春期に多く見られ、発症年齢は10代が50%と高く、2人に1人が「サメ肌」ということになります。
 病気ではないのであまり気にする必要はありませんが、美容的な観点から気になる人がいて、半そでになる夏前にお母さんと一緒に来院する女子高生が増えます。遺伝性があり、外来でも「そういえば、お母さんも若いころあったけど、今はもうないわ」という会話をよく耳にします。つまり、30~40代になると自然に良くなるのです。
 治療としては、サリチル酸ワセリン、ヒルドイド軟膏、尿素軟膏といった保湿や角質溶解作用のある軟膏を処方します、また、古い角質を除去する方法として、保険外治療ですが、ケミカルピーリングやレーザーピーリングなどもあります。しかし、あくまでも根治治療ではなく一時的なものですので、良く説明を聞いてから治療することが大切です。

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